バックボーン(backbone)とは、
大規模なネットワークと結び、接続してる基幹通信回線を指します。

通信事業者「ISP」と「IDC」を繋ぐ、ネットワークにおける中枢部分に当たり、
大規模なネットワークを結ぶ通信回線
※ ISP(インターネットサービスプロバイダー)IDC(インターネットデータセンター)

「バックボーン」は、簡単に言うと、回線の太さの事を指します

バックボーンの容量が大きいほど、回線が太いと言うことになり、
データの転送速度が高く、多くのデータの送受信が快適なことを意味します

とは言え、サーバーは、
直接、バックボーンと接続されているわけでなく、

複数のサーバーと、繋がっている大元になるので
1人または、1台のサーバーごときで、揺れ動く程の回線にはなりません。

容量が大きいほどに、一度に沢山のデータを送受信できるわけですが
結局は、何百台、何千台・・・と、ユーザーが集まった時には影響が浮き彫りになるわけですね!

ですので、コンテンツのリッチ化に伴って、
通信容量は常に増大してくるため、各所のバックボーンは頻繁に強化されています。

バックボーン数値が少なくても、それに耐えられる環境であれば、
バックボーン数値の大きいものと、何の変わりもないってことですね!

確かに、バックボーンも含め
内部のネットワーク構成(回線帯域幅)が不十分だと、

転送速度に影響がでて
サイトを訪れたときの、表示されるのが遅くなってしまい


場合によっては、そのページが表示されるまでに
時間が掛かり過ぎて、閉じられてしまう場合が出てくる!

人は、ストレスを感じてしまうのか、あまり待つことは出来ないようです。


結局は、ネットワーク通信の環境にも左右され、

「内部のネットワーク構成の容量」「サーバーの設置台数」
「サーバースペック」「サーバー収容人数」など、

「ファイアウォール」や「内部プロクシ等のセキュリティ対策」など

これらの、様々な要素でも影響されってしまいますね!
ご自身のPC環境と、考えてもらえば同じようなことがいえます。

例えば、いくら光回線を利用してても、PCのスペックが悪すぎると
快適にインターネットを満喫できなかったりしますよね。

また、セキュリティソフトに影響されて、PCが重かったり^^;

また、インターネット自体が、ネットワークの集合体である以上、
転送速度が高い所、低い所が生じるのは避けられない場合もあります。


いずれにしても、バックボーンが大きいに越したことはありませんが、
必ずしもこれだけで、回線速度を評価するものにはならない様です。

例えば、バックボーンが大容量と公開(アピール)されていても、
回線帯域幅が、「10Mbps」や「100Mbps」など、低ければ、

十分に転送量が発揮できなく、同時アクセスが来れば回線オーバーになってしまう

ですので、高速にデータ転送をする上で、
回線帯域幅(バックボーンに接続されているサーバー)も、全く無視することは

出来ないと言う事になる


とは言っても、
バックボーン数値を、公式サイトで公開されていると言う事は

「うちのサーバーは、大容量で接続されてますよ!」
「通信速度は、十分に提供してるので心配ないですよ!」

的な、アピールをされている訳ですので
ある意味、自信を持っている事に繋がっていると思うんで

そう言った意味では、
内部のネットワーク構成も、期待して良いかもしれませんね!

また、回線帯域幅も公開されているレンタルサーバー会社もあるので
その辺も、確認するといいですが、収容人数が非公開がほとんどなので・・・