レンタルサーバーにとっても、ストレージは必要不可欠ですが!
データをどれだけ保存できるか?処理速度は?
この2っの性能を決めて、「レンサバ」を選ぶ基準にもなるよね!
ストレージとは
データの格納(通電しなくても記憶内容が維持される記憶装置)ストレージは、「データの保存場所」記憶装置のことになるのですが、
ストレージにはいくつか種類があります。
種類によって、メリット・デメリットが違いますし、価格単位も変わってきます。
また、「書き込み・読み込み」での処理速度も大きく異なるので重要ポイントにもなりますね!
HDDとは?SSDとは?
ストレージには、色々な種類があります。
磁気ディスク(ハードディスク)、光学ディスク(CD、DVD)、フラッシュメモリ(SSD、USBメモリ、SDカード)など
レンタルサーバーにおいては、従来からのHDD製品が主流になっていましたが、
近年は、SSD製品の普及が急速に進んでいるため、SSDのサーバーが多くなってきています!
「オールSSD」や「ピュアSSD」と呼ばれるサーバー環境が多い中、
最速を目指すレンタルサーバーの中で、SSD接続規格(NVMe)を採用したものもあります。
HDD:Hard Disk Drive(ハード・ディスク・ドライブ)
プログラムやデータなど「書き込み・読み込み」するための記憶装置
- メリットは、保存できる容量も大きく、容量単価としても安価で対応できる
- デメリットは、「書き込み・読み込み」に掛かる時間が掛かり、衝撃に弱いこと
SSD:Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)
HDDと同様、プログラムやデータなど「書き込み・読み込み」するための記憶装置
HDDに比べて、SSDの特徴は6っ
- 読み込み性能が高い
- 高速(処理速度が高速)
- 軽量
- 静音(動作が静か)
- 消費電力が低い
- 耐衝撃性に優れてる
データを読み取る途端に、データ転送してくれるので、
HDDに比べても、5倍以上の性能で高速、処理能力も大幅に向上するようです
次世代の接続規格「NVMe」とは
「NVMe」エヌ・ブイ・エム・イー(Non-Volatile Memory Express)
SSD(フラッシュストレージ)向けに開発された新しいプロトコル(通信を最適化)したもので、次世代の接続規格として「NVMe」が注目されています。
転送速度に物理的な限界がある「SATA接続」に対して、「NVMe」は、転送速度が大幅に改善された規格でパフォーマンスの伸び悩みがなくなりました!
- 1.8インチ「Micro SATA」インターフェースが採用
- 2.5インチ「Serial ATA」インターフェースが採用
- mSATA「mSATA」インターフェースが採用
- M.2「Serial ATA」タイプと、「PCIe(PCI Express)」タイプ
PCIeタイプは、「NVMe(NVM Express)」という仕組みにより、SSDの持つポテンシャルを最大限引き出した速度を期待できます。
最近のレンタルサーバー事情では、HDDに変わるストレージとして注目を浴びてる、
「オールSSDやピュアSSD」が主流になりつつあるようであります!
オールSSDやピュアSSDと呼ばれる、一般的なサーバー環境に搭載している「SSD」は、
HDDと比べると、圧倒的にデータの処理が速く、Webサイトの表示速度も向上します。
従来の「オールSSDやピュアSSD」と「次世代のNVMe」
次世代の接続規格として「NVMe」が注目されてる「NVMe接続」と「SATA接続」を比較すると、読み込み速度が最大で14倍以上に向上するようです!
SSD搭載するサーバーのメリット
レンタルサーバーを選ぶ基準としても、SSD搭載のサーバーを検討する方も多く、
特に、表示速度が速いWebサイトを重視しているのであれば、SSD搭載のサーバー重要です。
Webサイトの表示の速度が速いということは!
- ユーザビリティの向上
- SEO的にも有効
ページ読み込みは「2秒以内」に!3秒も待てなく、3秒以上かかると、訪問者の約半数の「53%」が離脱するとの、調査結果がでているようですので、
サイトを運営するにあたっては、快適な表示速度が大きく関わってきます。
検索順位の決定要因に、使われているアルゴリズムは「200種類」以上あると言われているなか、Googleは2018年に「Speed Update」というアルゴリズムの更新を行い、サイトスピードが検索順位に影響を与える可能性があることを示唆っしています。
もちろん、SSD以外でも、「CPU、メモリ」など、表示速度に影響されるものが多くありますが、大量のデータを取り扱う場合には、SSDが発揮されるので、表示速度に期待が持てますね!
例えば、「Wordpress」など、データーベースを利用している場合、ブラウザとWEBサーバーのプロセスが多く発生しますので、表示速度に大きな影響を与えてしまいます。
「書き込み・読み込み」の処理が、速く対応できる仕様になれば、ページの表示速度も速くなることに、非常に期待が持てます。