2009年3月に設立、ネットオウル株式会社が運営(ICANNの公認レジストラでもある)
2013年からは、エックスサーバー株式会社の関連会社になりました
2009年7月に「スタードメイン」の提供を開始と共に「ミニバード・ファイアバード・クローバー」を開始しましたが、2017年8月に後継サービスとして「スターサーバー」をリリース!
格安レンタルサーバーとして、高性能CPU&大容量メモリを搭載した最新サーバー環境を提供
サポート体制は、メールサポート、ユーザーサポート
「Q&A掲示板」(ユーザー同士で質問・回答)(ベストアンサーでポイント)
スターサーバー〈料金・機能〉
「5G」に対応した高スペックの新プラン「V2プラン」が登場!※価格は消費税10%を含む | エコノミー | ライト | スタンダード | プレミアム |
初期費用 | 初期費用 1,650円税込 | 5,500円税込 | ||
料金(3ヶ月契約) | - | 月/330円税込 | 月/660円税込 | 月/1,980円税込 |
料金(6ヶ月契約) | 月/138円税込 | 月/308円税込 | 月/605円税込 | 月/1,870円税込 |
料金(12ヶ月契約) | 月/138円税込 | 月/275円税込 | 月/550円税込 | 月/1,650円税込 |
料金(24ヶ月契約) | 月/138円税込 | 月/253円税込 | 月/495円税込 | 月/1,430円税込 |
料金(36ヶ月契約) | 月/138円税込 | 月/220円税込 | 月/440円税込 | 月/1,100円税込 |
WEBサーバー(ソフトウェア) | 「nginx + Apache」 | |||
容量(ストレージ) | 20GB(SSD 仕様) | 100GB(SSD 仕様) | 150GB(SSD 仕様) | 250GB(SSD 仕様) |
転送量の目安 | 3TB/月 | 6TB/月 | 11TB/月 | 20TB/月 |
マルチドメイン / サブドメイン | 20個/200個 | 50個/1000個 | 無制限/1000個 | 無制限 |
データベース(MySQL) | 無し | 1個(SSD 仕様) | 30個(SSD 仕様) | 70個(SSD 仕様) |
FTPアカウント(FTPS / SFTP) | 1個 / FTPS対応 / SFTP非対応 | 2個(FTPS対応 / SFTP非対応) | 5個 / FTPS対応 / SFTP非対応 | 10個 / FTPS対応 / SFTP非対応 |
CGI / SSI / PHP / SSH | 対応 / 対応 / PHP5・PHP7 / 非対応 | |||
独自SSL(SNI) | 非対応 | オプション対応(SNI 対応) | ||
無料SSL(HTTP/2) | 無料 Let's Encrypt(HTTP/2)対応 | |||
高速化仕様 | 非対応 | PHP高速化設定(FastCGI版)、ブラウザキャッシュ設定 | ||
自動バックアップ | 非対応 | |||
セキュリティ | 非対応 | WordPressセキュリティ設定 | ||
メールアカウント / ウェブメール | 200個 / 標準装備 | 無制限 / 標準装備 | ||
ウイルス駆除 / スパムフィルタ | 標準装備 / 標準装備 | |||
自動インストール機能 | 「WordPress」「Movable Type」など、多数あり |
サーバースペック | |
サーバーOS | Linux |
Webサーバー | 「nginx + Apache」 |
CPU | – |
メモリー | – |
ストレージ | オールSSD |
HDD構成 | RAID10 |
稼働率 | – |
サーバー収容人数 | 詳細は非公開 |
サーバー管理 | 国内の大手データセンターで管理 |
ネットワーク | – |
スターサーバー の特徴
クラウドの様な柔軟性(ユーザーごとのCPU、プラン変更が即時反映
メモリ192GB、仮想CPUで上位プランになるほどCPU性能がアップ
「Apache」の機能を残しながら「Apache」より数十倍の高速化・安定
全ストレージ「SSD」を採用、データの読み書きが非常に速い
FastCGI機能強化「PHP-FPM」の設定可能、トラフィックの多いサイトに役立
転送量は大容量(大きな画像を多用・負荷のかかるプログラム)などが安定
無料のSSL証明書「Let’s Encrypt」に全プラン対応(HTTP/2対応)
毎日、自動でバックアップを作成「最大15世代(15日分)保管」
「スータードメイン」「Q&A掲示板」を利用することでポイントの付与
初心者にも簡単(WordPressをインストール&データベースの自動作成)
StarSerVer(スターサーバー)は、クラウド型のレンタルサーバーとなり、
各プラン毎に、性能値と制限値と機能面を割り与えられている仕様
上位プランを選択すると利用制限が緩和され、より快適な環境で利用できる
スターサーバーのデメリット
電話サポートの対応がありません!「メール」と「Q&A掲示板」での対応になりますね。
スターサーバーは「クラウド型レンタルサーバー」と、売っている割には、あまりパッとしない、即日プラン変更が可能なものの、下位プランに行けなく柔軟性に欠けてしまっていますよね!
定番の機能でもある、自動バックアップが「無し」手動ダウンロードも「無し」といった仕様になっていて、他には「WAF」も非対応です。
あまり、気にされていない方も多いですが、データベース(MySQL)には、1個当たりの制限がありますが、「ライト・スタンダード」は「1個x500MB」と若干少ない設定になりますね!
エコノミープランといった、「126円/月」から使えるのですが、「MySQL」が使えないので、
WordPressを利用するには、結局、ライトプラン12か月契約で「275円/月」からになりますね!
スターサーバー の評価は?
スターサーバー 評価
スターサーバーは、2009年から続いていた「ミニバード・ファイアバード・クローバー」、この3モデルの後継として、統一されたスターサーバーとして2017年8月にリリースされました。
「レンタルサーバーが持つ長所を活かしてクラウドの様な柔軟性」として売り出されましたよね!ただ、「クラウド」としての柔軟性?んんん、あまりパッとしませんよね!
確かに、プラン変更も数分で切り替えられる柔軟性はあるものの、下位プランに戻れない!ということに関してはちょっと残念な部分でもあります。
リリース直後は、ライト(CPU 仮想2コア)とか、スタンダード(CPU 仮想3コア)とか、プラン毎に「CPU/メモリ」の割り与えた数値が明記されていましたが、現在は非公開のようです。
ただ、仕様面では、CPU(コア数)が、プランによって異なる仕様にはなってはいるので、「状況に応じてプランを上げて拡張してくださいね!」っていうスタイルになってますね!
エックスサーバーの関連会社としての恩恵で「Webサーバーnginx+Apache」や「Wordpressセキュリティ設定」などが搭載されていて、高速化への取り組みとしても期待できますね。
転送量も、プランごとに異なりますが、他社に引けを取らない設定になっていて、プランごとにリソースが確保できるので「プレミアム・ビジネス」プランでは、大規模サイトでも運用できますね。
ただ、「プレミアム・ビジネス」のビジネス用途としては、ちょっと機能面に不安があって、自動バックアップもありませんし、「WAF」なども利用できず、基本的にシンプル機能になる!
ですが、「ライト・スタンダード」に関しては、ロリポップ!の同プランには、負けない構成になっていて、リソースの確保・大量アクセスの安定性」など、十分に価値ある仕様になります!
逆に、ロリポップ!の様に、ユーザーが多いわけでは無いので、他ユーザーに影響されずらいんではないでしょうか?
電話サポートが無いという側面はありますが、使いやすい管理画面と、「表示の高速化&アクセス耐性強化」と、初心者さんが「ライト・スタンダード」の利用としては使えるサーバーだと思いますよ!
ここが凄い!ここが最強
即時プランの変更が可能
スターサーバーは、一応は「クラウド型レンタルサーバー」になりますね!
ですので、申し込みした時点で即時反映(数分)でプラン変更が可能です。
ただ、下位プランには変更できない^^;
一旦、プランの変更が完了すると、元のプランを含め下位プランにはいけません!
クラウド型として「CPU/メモリ」の割り当てた仕様になってはいるが、以前は割り当ての数値を公開していましたが、現在は記載されてません!
いずれにしても、「アクセスが多くなった」など、リソースが少なくなってきたら、プランを変更して使ってね!的なスタイルになってますね!
高速化の取り組み
- 高性能CPU・大容量メモリの最新サーバーマシンを搭載
- オールSSD採用(読み書き速度が従来のHDDと比べて大幅に高速化
- Webサーバ nginx(エンジンエックス)を採用、大量の同時アクセス処理に最適化
- 「HTTP/2」SSL化の表示速度を高速、「PHP7」従来(PHP5)の2倍以上のパフォーマンス
- 「PHP高速化設定」PHPプログラムの処理速度を大幅に最適化
- 「ブラウザキャッシュ設定」アクセス元のブラウザ上に一定期間保存する仕組み
以前は、「CPU/メモリ」等の仕様が公開されてましたが、現在は「高性能CPU・大容量メモリの最新サーバーマシンを搭載」に留まっていますね!
ただ、スタンダードプランのログインパネル内の「サーバー基本情報」には、
■CPUXeon E5-2640 v4( 2.40GHz ) x 2
■メモリー192GB
と、高性能な仕様が記載されてますね!
Webサーバに「nginx」バッグランドは「Apache」の仕様ですね。
「Apache+Nginx」を組み合わせた独自の構成となるので「.htaccess」は使えます
「nginx」メリットは、Apacheの欠点を補うために開発されていて、大量アクセスに強い仕様になっていて、メモリ使用量を減らし同時アクセスの処理を最適化します!
「PHP高速化設定」とは、PHPプログラムの処理をする、いわゆるPHP動作モードなんですが、この処理速度が、Webサイトの表示速度に大きな大きな影響を与えます。
スターサーバーは、ONの時は「PHP-FPM」を使用、OFFの時は「FastCGI」を使用
といった形で、「ON/OFF」の設定ができるようになってます!
転送量の充実
スターサーバーの転送量は、プランごとに異なります。
スタンダードでは、「11TB/月」、日割で「366.6GB/日」
今、話題の5Gサービスの開始に伴って、ネットワークを増強して転送量の目安数値を全プラン2倍へ大幅に増量されたようです!
無料独自SSL
昨今では、常時SSL化の仕様は、切っても切れない重要素になりましたが、
スターサーバーでも、無料で使える独自SSL「Let’s Encrypt」が利用できます。
有料オプションの取り扱いに関しては、スターサーバー(ネットオウル)が運営している「格安SSL証明書サービス SSLボックス」が利用できますので、
12種類以上の、低額な「ドメイン認証SSL」から「企業認証SSL、EV SSL」まで、
お好みのSSL証明書を選ぶことができますね!
おすすめは、1年1,500円税抜でサイトシート付の「CoreSSL」ですね!
管理画面の使いやすさ
管理画面は、非常にシンプルで使いやすいです。
基本的に、複雑な機能があるわけでも無いですし、直観的に利用できます。
WordPressのインストールも、非常に簡単で、
必要事項を入力すれば、ワンクリックでインストールができますね!
基本的に、「ON/OFF」設定も多いですし、すぐマニュアルにジャンプできますので迷うことなく利用することができるじゃないでしょうか。
WordPressセキュリティ設定
WordPressが使えないエコノミープラン以外で、「WordPressセキュリティ設定」が利用することができますね!
WordPressを使うに当たって、非常に助かる機能で、
・「国外IPアドレス制限」ダッシュボード、XML-RPC APIのアクセス制限
・「ログイン試行回数制限」連続してログイン(失敗)時にアクセスを制限
・「コメント・トラックバック制限」短時間に大量のコメントを自動で検知・制限
スパムコメント・トラックバックの多くは国外IPアドレスからが多いので、非常に有効な機能になりますよね!
サポート体制
スターサーバーのサポート体制は、メールでのお問い合わせになりますね!
電話サポートはありません。
メールサポートは、特別、返信が速いわけでもありませんし、マニュアル通りの回答のイメージが強いですが、土曜日でもメールの回答はありますね。
ただ、昔ながらの「Q&A掲示板」が、ユーザー限定で利用することができます!
ユーザー同士の「質問・回答」となり、ベストアンサーにはポイントがもらえる仕組
ちょくちょく覗いていますが、割合、機能している印象です。
サポートの「あるある」で、「この質問はサポート対象外となっております」と、切り捨てられる、答えずらい内容なども、もしかしたら参考になる回答があるかも?